想い出のピアノを蘇らせたい
娘のために買ったピアノ。いつの間にか弾かなくなった。
でも、処分は考えなかった。
想い出も一緒に捨ててしまうような気がしていたから。
そのピアノをもう一度、孫のために蘇らせたい。
どんなにすぐれたピアノでも、メンテナンスを怠れば、良い状態を保つことはできません。生きている木から造られるピアノは生き物です。人が暑いと汗をかくのと同様にピアノも汗をかきます。また、一台のピアノには200本以上の弦が張られています。その弦の張力はなんと20トンにもなります。
高温多湿で気候の変化が激しい日本では、少なくとも年に一度の調律が必要です。また、アクションハンマーなどの整調や整音も、良い状態で演奏するには欠かすことのできない作業です。
ピアノ調律師は、ピアノをお持ちの皆様にとって、ピアノドクターなのです。横浜音楽院では、経験豊富な調律師が、ピアノをメンテナンスいたします。ピアノに関して何かご相談したいことがございましたら、どうぞお気軽にお問合せ下さい。
ピアノ調律における3つの作業
ピアノ調律には、「調律」、「整調」、「整音」と呼ばれる3つの作業から構成されます。
調律とは
調律は、ピアノの音程(音律)を正しく整える作業です。気候の変化が激しい日本では、音程が狂いやすく、少なくとも年に一度は調律が必要となります。また、ピアノを移動した場合も、調律が必要です。
整調とは
整調は、ピアノアクション部分が正常に作動するように調整する作業です。また、鍵盤の高さの調整も、整調の作業に含まれます。鍵盤の動きが悪かったり、重かったりする場合や、鍵盤の高さがばらばらになったピアノは、整調が必要です。
整音とは
整音は、ピアノの音を整えるために、弦を打つハンマーを調整する作業です。ハンマーのフェルトにピッカーと呼ばれる針を刺して硬さを調節したり、ペーパーでハンマーフェルトの形状を整えたりして、弾いたときの音が均一になるようにします。
定期調律のおすすめ
ピアノを弾いていなくても、時間の経過とともに音程は乱れます。正しい音程で弾くために、年に一度の定期調律の実施をお勧めします。次の症状がある場合は、調律を依頼してください。
こんな症状ありませんか?
- 鍵盤の戻りが遅い。鍵盤が戻らない。
- 音が鳴らない。
- ペダルが機能しない。
調律師より
調律師はピアノの個性を見ながら、ピアノが「いい音」を出せるよう、ハンマーや弦、鍵盤を調整します。お客様のご要望をお聞きし、弾きやすいピアノになるよう、精一杯お手伝いいたします。
ピアノ調律料金
アップライトピアノ | グランドピアノ | フルコンサートピアノ | |
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定期調律 (6ヶ月~12ヶ月) | 14,300円 | 16,500円 | 30,800円 |
割増料金 (未調律1年につき) | 1,100円 | 2,200円 | 3,300円 |
ピアノ調律のお問い合わせ
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